OpenThread Daemon(OT Daemon)は、OpenThread POSIX ビルドモードであり、 サービスとしての OpenThread入力と出力として UNIX ソケットを使用し、 OpenThread CLI をプロトコルとして使用して接続や通信を行えます。
OT デーモンは無線コプロセッサ(RCP)設計で使用されています。付属する
OpenThread(/src/posix
)
ビルド
OT Daemon バイナリをビルドするには、cmake-build
スクリプトを実行して、
POSIX ビルドでの OT_DAEMON
スイッチ:
./script/bootstrap
./script/cmake-build posix -DOT_DAEMON=ON
接続
ビルドが完了したら、OpenThread ノードに接続します。
シミュレートされたノード:
./build/posix/src/posix/ot-daemon 'spinel+hdlc+forkpty://output/simulation/bin/ot-rcp?forkpty-arg=1'
実ノードは /dev/ttyACM0
にあります。
./build/posix/src/posix/ot-daemon 'spinel+hdlc+uart:///dev/ttyACM0?uart-baudrate=115200'
管理
OT Daemon のインスタンスの実行中に、内蔵コントローラを使用して 次のことに注意してください。
./build/posix/src/posix/ot-ctl
OpenThread コマンドラインが開きます。コマンドラインは通常どおり使用できます。
または、コマンドから直接 OpenThread CLI コマンドを発行することもできます。
ot-ctl
バイナリを使用します。
sudo ot-ctl state
Codelab
OT Daemon の使用方法の詳細については、シミュレーションの Codelab を参照してください。
シミュレーションの Codelab を Docker シミュレーションの Codelab を試す (ビルド ツールチェーンを使用)