インストール オプションは、Pyspinel の使用方法によって異なります。
Extcap は、Pyspinel バイナリをキャプチャ インターフェースとして使用できるようにする Wireshark のプラグインです。Extcap では、キャプチャ ファイルへの書き込みが不要なため、Wireshark を使用して Thread パケットをスニファリングするために必要な設定が削減されます。このオプションを使用すると、Thread チャネルの設定や GUI からの RCP または NCP デバイスパスの選択など、構成が Wireshark で管理および保存されます。
extcap プラグインを使用せずに Wireshark を使用することもできます。このオプションを使用すると、Pyspinel フラグにコマンドラインからアクセスできるため、さまざまな構成でスニファを実行できます。これらのフラグは、スニファを実行するたびに設定できます(--channel 15 --uart /dev/ttyACM0
など)。
extcap なしで Pyspinel と依存関係をインストールする
- 依存関係をインストールします。
sudo apt install python3-pip
pip3 install --user pyserial ipaddress
- Pyspinel リポジトリのクローンを作成します。
git clone https://github.com/openthread/pyspinel
- Pyspinel をインストールします。
cd pyspinel
sudo python3 setup.py install
または、pyspinel
パッケージをインストールして環境を設定します。このパッケージは、最新の Pyspinel main ではなく、Pyspinel v1.0.0a3 リリースを使用します。
pip3 install --user pyspinel
extcap プラグインを使用せずに Pyspinel を使用するには、Pyspinel を使用したパケット スニッフィングをご覧ください。
extcap を使用して Pyspinel と依存関係をインストールする
- 依存関係をインストールします。
sudo apt install python3-pip
pip3 install --user pyserial ipaddress
- Pyspinel リポジトリのクローンを作成します。
git clone https://github.com/openthread/pyspinel
- Wireshark を開きます。[ヘルプ]、[Wireshark について] の順に移動し、[フォルダ] タブを選択します。[Extcap path] エントリには、extcap の場所が一覧表示されます。この場所をメモします。
- Wireshark の extcap パスを使用して Pyspinel をインストールします。
cd pyspinel
sudo python3 setup.py install --extcap-path=extcap-path
または、pyspinel パッケージをインストールして環境を設定します。
pip3 install pyspinel --install-option="--extcap-path=extcap-path"
extcap プラグインで Pyspinel を使用するには、Extcap を使用したパケット スニッフィングをご覧ください。